🐛かがやきチームの虫の観察🐜
- 恵愛保育園

- 2024年6月10日
- 読了時間: 7分
今年度がスタートして、あっという間に2ヶ月が過ぎました。
それぞれ新しいクラス担任の先生や環境にも慣れ、毎日楽し気な子ども達の声が聞こえています。
毎日の活動の中では、さまざまな公園へお散歩へ行き、沢山の草花や虫たちと触れ合っている子ども達。
子ども達:「今日はお天気だよ~!どこの公園行く?」
保育士:「バッタがいる公園へ行こうか~😄」
『バッタがいる公園』とは??
『上西山公園!!』
だと気付く子ども達!
「じゃあ、虫かご持って行こう!」「ぼくが持つからね~」と、張り切って出かける準備をする子ども達!
外遊びが大好きな子ども達は、それぞれの公園の特徴も知っています。
特にみのりさんは、かがやきチームになって3年目!
たくさんの公園や西山木場、ダムなどにも行き、随分と足腰が強くなってきました。
「バッタの公園」(上西山公園)に着くと、小さなバッタがたくさん跳んでいて、一生懸命捕まえようとする姿が見られ、とても可愛らしく感じました。
「あっ!あそこにおった!」
「そこそこ!」
「Rくん捕まえて!」
「やったー!つかまえた!」
と、お友だちと協力し合いながら捕まえていました。
そんな子ども達の小さな手のひらの中には捕まえたバッタが入っていて、Mくんが「虫かご!!なんか入れ物ちょうだい!」と必死に訴えていました。
無事にバッタを容器に入れて持ち帰り、興味津々に観察していました。

Mくん:「ぼくのバッタはこれだよね~!」
Rくん:「「ぼくのはこれとこれだよ~♪」
と、至近距離で観察している二人(^^)
自分が捕まえたバッタを指さして、自分の物だとお互い言い合っていました。
自分が捕まえた虫への執着と愛着が強く、誰にもとられたくないと思う気持ちも強いようです!
また、「バッタのお腹はどうなっているのかな?」「足は何本あるのかな?」など、気になることは自分の目で確認していましたよ。
細かい部分まで見ていて、その鋭い観察力に感心しました。
バッタの絵本を持ってきて、見比べたりもしていました。
これからも、虫への興味・関心が深まればいいなと思っています。
🦋蝶🦋
バッタの他にも、公園にはちょうちょも跳んでいて、ちょうちょを見つけると、子ども達は一目散に追いかけて行きます。
保育士が「虫とり網を持ってくるの忘れたね~!」と言うと、「網で採ったら、ちょうの羽を傷つけるからダメだよ!帽子で採るけん!」と言われました。
蝶に対してそんなことまで考えているんだなと感心しながらも、帽子で捕まえるのはなかなか難しいのでは?と思いましたが、必死に帽子で捕まえようとする姿に感心し、思わず「がんばれ~!」と応援しました。
また、A先生の自宅の庭にいた『アオムシ』が保育園にやってきて、子ども達は興味津々!
毎日、アオムシの観察が始まりました。

◦じーっと全く動かない時
◦葉っぱをモグモグ食べている時
◦場所移動をして動いている時
最初は小さかったアオムシのうんちも、体が大きくなるにつれて大きくなってきました。
体が大きくなっていることに、子ども達自身気付くことができています。
観察を継続することによって、確実に洞察力が備わってきていますね。
アオムシは、1階の玄関と3階の保育室にいますが、1階のアオムシがある朝、さなぎから蝶になっていました!
虫かごの中で羽をパタパタして、綺麗な模様を見せてくれました。

黒が鮮やかなアゲハ蝶になり、各クラスで観察した後、大空へ羽ばたいていきました~♪
きっと、美味しい蜜があるお花を探しに行ったと思います(^^)
ずっと虫かごの中だと可哀そうだと思う気持ちが、子ども達の心に芽生え、「お空へ逃がしてあげよう!」という思いに繋がりました。
虫の命の大切さに気付けた瞬間でした。
🍃ダンゴ虫🍃
はなめ組のお部屋には、毎回お散歩へ行った時に捕まえてくる「ダンゴムシ」を飼育している虫かごがあります。
みんなダンゴムシが大好きで、虫かごから出して机の上を歩かせてみたり、垂直の壁を登らせてみたり、手の平にのせて丸まらせてみたり、たくさん触れ合って楽しんでいます。
あまり触りすぎると弱ってしまうので、適宜、子ども達に声掛けを行いながら遊んでいます。
子ども達の中には、ダンゴムシのお家を作ってあげようと、段ボールの板の上にプラスチックの透明の容器をビニールテープで留めて、中にダンゴムシを入れてあげたり、牛乳パックを縦半分に切って長く繋げ、ダンゴムシ競争をさせたり、ダンゴムシと一緒に遊ぶ姿も見られました。
ある日、そんな大好きなダンゴムシの赤ちゃんが生まれていて、小さな白い赤ちゃんが何匹も歩いている姿を発見しました。

「ダンゴムシの赤ちゃんが生まれてるよ~♪」と大興奮の子ども達!
M先生から、大型絵本の『ダンゴムシ』を借りて、ダンゴムシのお腹に卵がたくさん入っている写真を見ながら、「この赤ちゃんと一緒だよね~!」と、お友だち同士で会話していました。
ダンゴムシのメスは、卵を一度に100個前後産むそうで、メスのお腹の中にある「保育のう」という器官に入れてお腹の中で卵を育て、やがて卵から赤ちゃんが生まれ、ある程度成長するとその「保育のう」を突き破ってお腹から出てくるそうです。
今では、数匹だけになりましたが、少しずつ大きくなっていますよ。
引き続き、子ども達と一緒に成長過程を観察していきたいと思います。
🐟メダカ🐟
つぼみ組のお部屋にはメダカの水槽があり、ある日卵を産んでいました。
K先生が、無事に卵が孵るように卵だけ別の容器に移し変えてくれていました。
なぜなら、メダカの卵と親メダカを分離しないと卵を食べてしまうからです。
そして、メダカの卵は水カビが付きやすいため、そのカビによってダメになるケースが多いので、水カビを予防できるメチレンブルー水溶液を添加しています。
子ども達は、ブルーに染まった液体の中をじーっと覗いて、卵がいつ孵化するのかと毎日毎日楽しみにしていました。
「メダカのがっこう」の歌を歌いながら🎵
そして、ついに卵が孵り、とっても小さなメダカが泳いでいるのが見えました✨
子ども達がメダカを見つけると、「いたいた!ここにいる!」と大興奮でしたよ❕
「ちいさいね、かわいいね~♪」と、とても柔らかい表情をしながら話してくれる子もいました。
また、静かにそ~っと見守るように観察している女の子もいました。

身近にいる様々な生き物に触れる機会が多い恵愛保育園の子ども達です。
ほとんどの子ども達が興味を示し、怖がることなく生き物に触れることができています。
触れることで虫の感触を肌で感じ、虫たちも「生きている」「命がある」ということを実感できていると思います。
そして、自らその生き物に関する絵本や図鑑を持ってきて、自分で調べている子もいます。
「探求心」も育っていると感心しています。
これからも、沢山の生き物に触れる経験を通して、子ども達の「五感」を刺激し「命の尊さ」も自然に学ぶことができたらいいなと思っています。
「夏」には、どんな生き物に出会えるか楽しみにしています。
🌟5月27日(月)~6月8日(土)の給食紹介🍚
●5月27日(月)
・ゴマ塩おにぎり ・五島うどんのジャージャー麺 ・きのこのスープ ・果物(りんご)

●5月28日(火)
・七分つき米 ・魚の照り焼き ・ひじきの炒り煮 ・じゃが芋のみそ汁 ・果物(キウイ)

●5月29日(水)
・七分つき米 ・松風焼き ・小松菜のごま和え ・豆腐のすまし汁 ・果物(オレンジ)

●5月30日(木)
・七分つき米 ・鮭の塩焼き ・春雨サラダ ・玉ねぎのみそ汁 ・果物(オレンジ)

●5月31日(金)
・食パン ・スペイン風オムレツ ・ポパイサラダ ・かぼちゃのポタージュ ・果物(キウイ)

●6月1日(土)保育参観
●6月3日(月)
・七分つき米 ・麻婆豆腐 ・ナムル ・卵スープ ・果物(りんご)

●6月4日(火)
・七分つき米 ・鮭のムニエル ・コールスロー ・かぼちゃのポタージュ ・果物(オレンジ)

●6月5日(水)
・七分つき米 ・高野豆腐の卵とじ ・小松菜のごま和え ・そうめんのすまし汁 ・果物(キウイ)

●6月6日(木)
・七分つき米 ・鶏の塩こうじ焼き ・じゃが芋の千切り炒め ・具沢山味噌汁 ・果物(バナナ)

●6月7日(金)
・ロールパン ・白身魚のフライ ・カレーマカロニサラダ ・ジュリアンスープ ・果物(オレンジ)

●6月8日(土)
・プルコギ丼 ・春雨スープ ・果物(りんご)

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