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自然の中での焼き芋・豚汁会🍠

執筆者の写真: 恵愛保育園恵愛保育園

更新日:2024年1月13日

日が落ちるのが早くなり、秋から冬への季節の変化を感じるようになりました。


風が冷たくなるとともに、黄色や赤に染まった葉っぱがはらはらと落ちて、色とりどりの葉っぱの山に、子ども達は目を輝かせています。


駆け回って落ち葉を集めたり、どんぐりなどの木の実を拾ってきては、ままごと遊びや工作に使って遊ぶことが日課になってきました。


子ども達には、自然は宝の山のようでとても楽しそうです♪


子どもにとって、幼児期の豊かな体験がその後の人生に大きく関わると言われています。


自然と触れ合いながら心を開放し、子ども一人ひとりの可能性を伸び伸びと育てられるような関わりを心がけています。


子ども達は、年間を通して様々な場面で自然と触れ合っています。


森の保育園活動では、そのような日本の四季が与えてくれる贅沢な自然の変化を、五感でフルに感じながら色々な体験をすることができています。


自然の中では、多くの命が生まれ、そして土に帰っていく場面に遭遇します。


自分達で育てた食物をみんなと協力しながら調理する体験がまさに食育で、人は食べて生きている事など、命の大切さを実体験し感じとっています。



子ども達が5月に苗差しした「さつまいも」は、大事にお世話して大きく育ち、たくさんのお芋を収穫することができました。


そのお芋を使って、「イキイキわくわくファーム」で焼き芋会を行いました。


2歳児(ふたば組)、3歳児(つぼみ組)、4歳児(はなめ組)、5歳児(みのり組) が集まり、とても賑やかで楽しい焼き芋会となりました。



5歳児(みのり組)の子ども達が、焼き芋会の準備をたくさん手伝ってくれました✨


前日、泥んこのお芋を一つひとつきれいに洗いながら、


「このお芋、私たちがお世話したお芋だよね…」

「洗ったらお芋の色がキレイになったね…」

「焼き芋にしたら美味しそう…」


などと、翌日の焼き芋会を楽しみにしながら、会話も弾んでいましたよ♪


当日は、お芋をアルミホイルに巻くお手伝いもしてくれました。


「お芋が見えないように巻くんだよね…」


アルミホイルを乱暴に扱うと破れることに気づき、優しく破れないように気をつけながら巻く様子も伺えました。



イキイキわくわくファームまでは、歩いて約1時間の道のりです。


はなめ組(4歳児)とみのり組(5歳児)の子ども達は、歩いて現地を目指します。


みのり組の子ども達は、はなめ組のお友だちと手を繋ぎリードしてくれました。


「大きく足を前に出したら早く歩けるよ…」とアドバイスをしてあげたり、前のお友だちとの距離が離れた時には、「少し走るよ! 頑張って~!!」と気がけながら励ましてあげたり…


異年齢児と関わる中で、思いやりの気持ちや憧れの気持ちを抱き、それぞれ成長してほしいと思っています。


道中も沢山の発見があって楽しそうです♪


「あっ! 何かたくさんなっているよ」

「柿の実だ~! 昨日、お家で食べたよ」


「あっ‼ どんぐりがたくさん落ちてる~」と、どんぐりころころの歌を歌ったり…


大人にとっては同じ光景でも、子どもには毎日が発見の連続です。


自然の優しさとたくさんの刺激の中で、子ども達は自分が楽しむ方法を主体的に見つけていますよ。



水分補給も取り入れながら、無事に「イキイキわくわくファーム」に到着!!


園長先生といつもお世話になっている、地域のK先生が火おこしをしてくれました。


焚き木にお芋を入れて、焼きあがるまでは、菌ちゃんファームにエールを送ったり、季節の昆虫や草花を探したり…


ビオトープの観察、非常食用のお米を使った炊飯作り、さつま芋が入った豚汁作りの体験もしました。


アツアツの焼き芋を食べた子ども達は…


「甘いよ~」「ホクホクしてる」「今まで食べたお芋で1番おいしい」と大好評で、豚汁も

普段は小食の子どもがおかわりする程の人気ぶりでした。


焼き芋体験では、燃える匂いや煙の色、焼き芋の温かさやできたての焼き芋のおいしさを五感で感じ、自分たちが作った物が食べられる喜びや、みんなで食べる喜びも感じていたようです。



地域のK先生からお昼にできる花火のプレゼントがあり、お芋を食べながら花火大会をしました。


花火があがるまで、子ども達みんなで「 3・2・1・ゼロ~ 」とカウントしたり、大盛り上がりの花火大会でした。



森の保育園の活動では、主役は子ども達で大人は干渉しすぎず、温かく見守っています。


子ども達は、安心感の中で自由に遊びながら、自分たちのルールを理解し、安全を確認しながら遊べるようになっています。


自然の中では、様々な体験を通して友だちと助け合い、励ましあい、時にはぶつかり合いながら人間関係も学んでいます。


子ども一人ひとりが自分らしく過ごせる環境を大切にすることで、仲間にも優しくすることができます。


お互いを認め合いながら心地よくコミュニケーションできる力を、遊びを通して身につけています。


自然保育は、自然の中でただ過ごすことではありません。


大人との適切な関わりの中で、多くの刺激を受けながら思う存分活動することで、心と体が逞しく育ちます。


それぞれの年齢の子どもが安全に活動できる方法を考えながら、地域の皆さんや保護者の皆様のご理解・ご協力のもと、今後も自然活動を取り入れていきますので、どうぞよろしくお願いします。


★11月13日(月)~25日(土)の給食紹介🍚


●11月13日(月)

・七分つき米 ・高野豆腐の卵とじ ・小松菜のごま和え ・納豆 ・もやしのみそ汁 ・果物(オレンジ)


●11月14日(火)愛情弁当の日


●11月15日(水)

・七分つき米 ・麻婆豆腐 ・もやしとわかめのナムル ・春雨スープ ・果物(りんご)


●11月16日(木)

・食パン ・ミートローフ ・コーンサラダ ・きのこのスープ ・果物(キウイ)


●11月17日(金)

・チキンカレー ・無限ピーマン ・豆乳スープ ・果物(オレンジ)


●11月18日(土)

・中華丼 ・豆腐とえのきのみそ汁 ・果物(オレンジ)


●11月20日(月)

・七分つき米 ・ツナエッグ ・チンゲン菜とコーン炒め ・ミルクスープ ・果物(リンゴ)


●11月21日(火)

・わかめおにぎり ・けんちんうどん ・ほうれん草のおかか和え ・果物(バナナ)


●11月22日(水)

・さつま芋ご飯 ・ちくわの磯辺焼き ・かぶの酢の物 ・白菜のみそ汁 ・果物(キウイ)


●11月23日(木)勤労感謝の日


●11月24日(金)

・ロールパン ・鮭のムニエル ・れんこんのマヨ和え ・ポトフ ・果物(みかん)


●11月25日(土)

・鶏肉のクリーム丼 ・コンソメスープ ・果物(バナナ)



★ほほえみ保育園(姉妹園)のHP、blogはこちらから


 

◎見学や説明をご希望の場合:電話にてお気軽にお問合せ下さい。

◎入園をご希望の場合:長崎市こども部幼児課までお問合せ下さい。 長崎市魚の町4-1(2階)

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