恵愛保育園3階のわくわくルームには、大きな1畳ほどのアクリル板があります。
普段の自由遊びや、わくわくデーでの絵の具の混色遊び、感触あそび、光を通した色の変化などを楽しむことができる大活躍のアクリル板です。
時には、青空の下でも楽しんでいます。
卒園式前のある日、年長組の4人が、アクリル板を前に「子ども会議」を始めていました。
「何を描こう?」「どうしようか?」
いろいろ悩んでいたので、テーマを提案してみました。
「大好きなS先生を書いたら?・・・」
「そうだね!!」
4人の意見がまとまり、先生との思い出話や、楽しい園生活を語り合う「振り返りの時間」となりました(^^♪
担任の先生だけの予定でしたが、バスの先生や、給食の先生、副理事長先生・・・
恵愛保育園の全職員が表情豊かに描かれています。
顔の特徴を捉えていて、先生達そっくりですね☺
バックの色の混色遊びでは、その日だけの素敵な水色が完成して喜んでいました。
あっという間に完成して、給食時間前後の40分ほどで楽しい作品ができ上がりました。
日頃から大好きな絵の具遊びを楽しんでいる子どもたちの発想は、とても豊かで伸び伸びとした線を思う存分描くことができるようになっています。
年長さん4人の合同「思い出アート」作品です💕
4月からは、小学校生活が始まるので、これが最後のアクリル板の作品となりました。
いつまでも保存したい気持ちでいっぱいです・・・
わくわくルームには、子ども達の興味や関心に合わせた表現したいもののイメージに合わせて、画用紙だけではなく様々な材質や素材のものを準備しています。
お散歩帰りに拾った小枝や木の実、廃材や食品トレーなど、色々な物をその日の気分で使用しています。
また、陶器の食器や生米、お茶、大豆や小豆などを使った遊びも大人気です。
人気が殺到した時も、「順番に並ぼうね!」と、列を作って水移しや米移し、お茶くみごっこなどを楽しんでいます。
知らず知らずのうちに、子ども達同士でルールを決めるなど、社会性や協調性も身に付くようになりました。
室内だけではなく、戸外でも季節を感じた自由遊びが展開できるように、玩具も年齢に応じて玩具を収納するかごを色別で分別し、「見える化」しています。
緑色のかごは、3・4・5歳児クラス、ピンクのかごは、0・1・2歳児クラスです。
周辺の草花も貴重な遊びの材料となっています。
最近は、春の草花の色水遊びに夢中の子ども達です。
色の美しさに感動し、自分だけのオリジナルカラーを発見したり、遊びに夢中になり、自然と集中力も芽生えているようです。
園庭のたんぽぽの葉っぱを積んで青汁を作り、青汁屋さんが開店しました。
こちらは、パンジーやマーガレットの花びらをミックスしています。
ジュース屋さんのようですね!
色水作りに夢中でしたが、花の匂いや花びらの数、花の名前などにも関心が芽生え、遊びが多様化してきたようです。
それぞれの子ども達で、色々な発見や遊びにつながっているようです。
めぶき(0歳児クラス)のお友だちも、上手に色水を入れ物に移し入れていますね。
異年齢での遊びのなかで、年上の子ども達への憧れと共に好奇心も育まれ、「やってみたいな!」の気持ちが大きく育っています。
玩具や日用品も、年齢に応じて使い分けていますが、子ども達が「やりたいな!」と思う場合には、周囲の保育者が、臨機応変に玩具や日用品を提供しながら、遊びをどんどん発展させ、ワクワクしながら遊べるように援助しています。
赤いバラの花びらと水をビニール袋に入れてモミモミモミ・・・
不思議な感触遊びをしながら赤い色が染み出て来たようで・・・
「大好きなお母さんに見せる!」と、袋に名前を書いてもらっていました。
素敵なお土産ができましたね🌸
これからも、保育者と子ども達が、活動や遊びを共に楽しみ、季節とアートを織り交ぜながら、子ども達を広く大きく見守り、創造性を育む環境を大切にしながら工夫できるよう環境を整えていきたいと思います。
🍚3月22日(月)~27日(土)の給食紹介🍚
●3月22日(月)
・七分づきごはん ・高野の卵とじ ・めかぶともやしのゴマ酢和え ・じゃが芋の味噌汁 ・キウイ
●3月23日(火)
・七分づきごはん ・さわらのホイル焼き ・無限ピーマン ・すり身味噌汁 ・バナナ
●3月24日(水)
・わかめごはん ・皿うどん ・かぼちゃのセサミサラダ ・コンソメスープ ・キウイ
●3月25日(木)
・七分づきごはん ・アジのピザ風焼 ・じゃがいもソテー ・豆乳スープ ・りんご
●3月26日(金)
・ロールパン ・チキンカツ ・ブロッコリーとツナのサラダ ・トマトスープ ・オレンジ ・牛乳
●3月27日(土)
・七分づきごはん ・肉じゃが ・花野菜の胡麻和え ・白菜のすまし汁 ・バナナ
★ほほえみ保育園(姉妹園)のHP、blogはこちらから
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