保育園における「食育」とは、保育所保育指針を基本とし、食を営む力の基礎を培うことを目標として実施されています。
食事は、空腹を満たすだけではなく、人間的な信頼関係の基礎をつくる営みでもあります。
それでは、恵愛保育園で、現在取り組んでいる「食育活動」の一部を紹介します。
☆野菜の栽培~収穫
今年の5月、土や苗の準備から日々の水やりまで自分たちで行い、野菜の栽培を楽しみながら、実際に実がなるまでの様子を観察!
大きくなったきゅうりやトマトは、子ども達が収穫し、おやつとしていただきました。
☆食べ物に触れよう!
6月は、給食の食材に興味をもつことをねらいとして、トウモロコシの皮むきやエンドウ豆の鞘むきを行いました。実の様子や皮に包まれていることを知り、実際に手で触れて体験した後、またまた、おやつや給食としていただきました!
☆行事食
七夕では、本物の竹の香りを感じながらそうめん流しを楽しんだり、おにぎり作りなどにも挑戦しました。
型抜きをしたり、ラップで包んだり、工夫を凝らしながら、楽しくおにぎりを作りました。自分で作ったおにぎりは、格別の美味しさです。
ランチョンマットやピックなども、七夕の雰囲気を味わえるものに工夫しました。
*****************************************
☆給食の様子
活動中、遊びに夢中になりながらも、給食の美味しい匂いに誘われて…
『まだかな~?』と給食室を覗いている男の子☆
ガラス越しに、子どもたちの目線からも給食室の様子がよく見えるので、給食前は、子どもたちが自然に集まってきます(*^_^*)
恵愛保育園では、家庭での食経験や体調、歯の生え具合など、ご家庭と保育士、調理室で密にコミュニケーションをとりながら、一人ひとりの状態に合わせ、離乳食をすすめています。
離乳食を作ってくれた調理の先生からお口に入れてもらい、ほんわか優しい雰囲気が伝わってきますね♪
離乳食(中期食)
調理師も食事中に子どもたちと関わり、コミュニケーションがとれるよう心掛けています。
1歳児(わかば組)の子どもたちも、自分でお椀を持ってお汁を飲んでいます。
2歳児(ふたば組)は、子どもたちの成長に合わせ、スプーンから箸への移行を進めています。
年長児は、お米研ぎにも取り組んでいます。
自分たちで配膳することにも挑戦中!!
「お茶どうぞ!」「ありがとうございます!」
5歳児さん(みのり組)が、みんなの分もつぎ分けてくれてます。
年下の子のお世話をすることも、自ら楽しみながら積極的に取り組んでいます。
待つときは、「手をお膝に置いて静かに待つ」ことができますよ☆
*****************************************
これからも、子どもたちが「生活と遊び」の中で、食に関わる体験を積み重ねながら、
1.お腹が空くリズムが、持てる子ども
2.食べたいもの、好きなものが、増える子ども
3.一緒に食べたい人が、いる子ども
4.食事づくり、準備にかかわる子ども
5.食べ物を話題にする子ども
このようなことをねらいとして、これからも「食育」をどんどん取り入れていきます。
*****************************************
☆7月30日(月)~8月4日(土)の給食紹介☆
●7月30日(月)
・七分づき米 ・ポテトの豚肉巻き ・オクラの酢の物 ・果物(バナナ) ・すまし汁
●7月31日(火)
・七分づき米 ・大豆の五目煮 ・もやしのナムル ・果物(メロン) ・みそ汁
●8月1日(水)
・七分づき米 ・豚肉と大根のこってり煮 ・かぼちゃサラダ ・果物(オレンジ)・みそ汁
・七分づき米 ・高野豆腐の卵とじ ・ほうれん草とベーコンのソテー ・果物(キウイ)・みそ汁
●8月3日(金)
・ロールパン ・ポークビーンズ ・ポトフ風煮物 ・果物(バナナ)・コーンポタージュ
●8月4日(土)
・七分づき米 ・麻婆豆腐 ・キャベツの甘酢和え ・果物(りんご)・中華風コーンスープ
※ 申し訳ございません・・・ 写真を撮り忘れました。