令和7年度スタート
- 恵愛保育園
- 4月30日
- 読了時間: 4分
新年度が開始して1か月が経とうとしています。
新しい環境に慣れ、子ども達も安心した表情で園生活を過ごしています。
お天気の日は、子ども達も「いい天気だね!」と、戸外活動で自然を存分に感じ、たくさん探求活動を楽しんでいます。
今年度も、子どもの主体性を尊重し、一人ひとりの個性を大切にしながら、楽しく豊かな体験や経験の中で、子ども達の「頭の力・心の力・体の力」が、日々の保育の中で培える環境作りをしていきたいと思います。

☆桜のスケッチ
毎年恒例となった保育園の横にある下西山センターの桜の木のスケッチに今年もみのり組(5歳児)が取り組みました。
花を見て「模写」するだけではなく、立山公園や近隣公園、金毘羅山の春を満喫した楽しい経験や思い出が、スケッチに大きく影響しています。
自然体験が体験学習となり、気付く力、感動する心、好奇心、自信などがどんどん育まれています。
命あるものとして自然をいたわり、愛情を持つようにもなっています。
子ども達の体験画は、伸び伸びとした作品に仕上がりました。
個性豊かな季節を感じる作品は、園内に展示して子ども同士で振り返ったり、言葉による伝え合いで、思いを言葉にするきっかけにもつながっています。

☆青空アート
青空の下での異年齢児合同絵具の活動では、園庭で透明ビニールに絵具で模様をつけ、こいのぼりを作成しました。
好きな色の絵具を選び、大きなビニールに描くことで、腕をいっぱい伸ばしたり、いつもとは違う感触の絵具の活動を楽しむことができました。
戸外遊びと造形遊びがつながることで、絵を描くことが苦手だと感じる子も気軽に伸び伸びと参加できていました。
異年齢児の活動も、工夫次第で子ども同士の距離感も近まり、関係性が深まる活動になりました。
心地良い風に吹かれてお日様を浴びたビニールがキラキラ光ったり、素材の感触や色の変化を楽しみながら合同作品が完成しました!
異年齢児合同の活動では、年齢の違う子ども達が一緒に遊ぶことにより、社会性や協調性などが育まれます。

☆つぼみ組(3歳児)朝のサークルタイム
サークルタイムとは、子ども達が輪になって座り、対話や意見交換を行う活動のことです。
子ども達が、保育士を見て話を聞くスクール形式とは違い、お互いが一人ひとりの顔を見ながら話し合うのが特徴です。
かがやきチームは、毎朝各クラス別で担任と園児が輪になって座り、1日の流れや、休日の出来事などをみんなで言葉にして発表しています。
進級したばかりのつぼみ組さんも、サークルタイムに参加して、和やかに子ども達や保育者と言葉による伝え合いができるようになっていました。
サークルタイムで話す内容には、特に決まりはありません。
例として、このようなテーマが挙げられています。
〇絵本の読み聞かせの後で感想を言う。
〇お散歩コースを自分達で決める。
〇保育室でしてはいけない事を考え話し合う。
〇好きな食べ物のメニューについて発表する。
など
サークルタイムの時間を通して、子ども達は、自己表現やコミュニケーションスキルを育みます。
また、自分とは違う考え方や経験に触れることで、協力や共感の大切さを学ぶことができます。
子ども達は、自由な発想で自分なりの答えや理由を考え、それを言葉にして伝えてくれます。
こうした対話を行うことで、子ども達の創造力や世界観が多方面から刺激され、考える力が鍛えられていきます。

☆コンポスト作り
環境教育やSDGsの取り組みとして行っているコンポスト活動は、毎年継続して行っています。
コンポストは、生ごみを土の中に混ぜて微生物の力を借りて分解し、たい肥を作る仕組みです。
この堆肥は、森の保育園活動で通っているイキイキわくわくファ―ムの畝に混ぜて再利用し、農作物を育てています。
コンポスト作り→有機野菜作り→作物の収穫→クッキング
このように、子ども達自身が関わりながら、一連の体験を通して、資源の巡回を学ぶ場を提供しています。

今年度も、園の理念である「愛と信頼、そして幸せ」に基づき、多様で豊かな経験を通して、教えられて学ぶのではなく、体験や経験を通して、心身共に大きく成長しながら学べる環境作りをしていきたいと思います。
☆子ども達の日頃の活動や取り組みの投稿、配信について
※ブログ:月1回、月始めに配信予定
※インスタグラム:不定期で日々投稿予定
※園だより・クラスの環境構成:コドモン資料室で月始めに配信予定
※給食:日々の給食・献立は、コドモンで一斉配信
今年度から上記対応に変更しました。
是非、御覧ください。
★ほほえみ保育園(姉妹園)のHP、blogはこちらから