子ども達は、お遊戯会のDVD撮影を終え、またひと回り大きくなったように思います。
撮影が終わった後の生き生きとした表情、キラキラした目がとても印象的でした★
また、子ども達の成長を、「食の面」からも支えていきたいと思っています。
「食べることは生きることの源」であり、心と体の発達に密接に関係しています。
この時期の子ども達は、体が大きく成長していくとともに、運動機能、手指の細かな動き、脳・神経機能などが急速に発達していきます。
乳幼児期に、食事から摂取するエネルギーや栄養素は、健康を維持・増進したり、活動に使われるだけでなく、発育・発達のためにもとても重要です。
そして、この時期の「味覚の発達」も大切です。子ども達は、生まれたときから、「甘味、酸味、塩味、辛味、旨味」を感じるといわれています。
食べ物が持つ素材の味の情報を蓄積するためにも、乳幼児の食事は、薄味を心がけるといいと思います。
乳幼児期から、様々な食べ物の味をたくさん経験することが、幅広い味覚を作り上げ、好き嫌いをなくすことにもつながります。
保育園の給食にも、様々な食材を取り入れているので、様々な味を経験し、覚えてほしいと思います。
そして、食事づくり、準備に関わることは、食事への興味を高め、食べることを「楽しいな、楽しみだな」と感じることへつながります。
恵愛保育園では、みのり組さんに交代でお米研ぎをお願いしています。今は水が冷たい時期ですが、頑張ってきれいに研いでくれます。
そして、ふたば組さんは、午前のおやつの後に玉ねぎを剥いてくれます。
最初に比べると、とても上手になって、「今日は僕がやりたい!」「私がやりたい!」と積極的に手伝ってくれます。
給食の時間から、移行保育を実施しており、1階で食べているわかば組さんが、何人かずつ交代で、ふたば組さんのお部屋に来て、一緒に食べています。
そして、スプーンからフォークの練習もしており、とっても嬉しそうに食べていますよ。
ふたば組さんは、ランチルームでお箸を使って食べています。最初はうまく使えなかったお箸ですが、保育者に教わりながら、上手に使える子が増えました。
よく食べる子が多く、おかわりをたくさんしてくれるのでとっても嬉しいです。
つぼみ組さん、はなめ組さん、みのり組さんは、以前から取り組んでいる配膳がとてもスムーズにできるようになりました。
しゃもじでご飯をよそったり、トングやスプーンを使っておかずを盛り付けたり、お玉でスープを注いだり、道具の使い方にも慣れました。
こぼしてしまった時も、自分でふきんやティッシュを持ってきて拭くことができ、とてもしっかりしてきました。
みのり組さんは、おやつの時間、牛乳200mlの紙パックで飲むようになりました。
1年生になって、学校給食で出てくるものと同じものです。自分で袋からストローを出し、穴にさして飲み、飲み終わったらたたんでいます。
最初は、「どうやってやるの?」と戸惑っていましたが、お兄さん、お姉さんになった気分で、1年生になる準備もバッチリです。
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お弁当の日
毎月、園外保育などの時に「お弁当の日」がありますが、子ども達は、そのお弁当をとても楽しみにしています。
大好きなおうちの人が作ってくれたお弁当、自分の大好きなものが入っているお弁当は、特別なもののようです。
今月は、16日(火)が「愛情弁当の日」でした!
いつもご協力いただきありがとうございます。
お弁当には、どんなものを入れたらいいんだろう?、どれ位の量を入れたらいいんだろう・・・など、悩んだことはありませんか?
≪量の目安やポイント≫
「主食:主菜:副菜=2:1:1」くらいの割合で、主食となるご飯の量は、0~2歳児は80g程度、3~5歳児は100g程度が目安です。
主菜として、肉や魚、副菜として野菜がメインになるものを入れるといいと思います。
ご飯は、お弁当箱にそのまま詰めるよりも、おにぎりにして詰めたり、お弁当箱に「おかずとおにぎり」の方が食べやすいようです。
1、2歳くらいまでは、手づかみができるひと口大の小さいものをおすすめします。
初めて食べるものは、まずご自宅で一度食べられるかどうか確認して、普段から食べ慣れているものをお弁当に詰めるようにしてください。
3歳頃になると手先が器用になり、ピックが使えるようになります。動物や帽子、お花など、形がとても可愛いので、ピックをさすだけで、お弁当がかわいく華やかになります。
1、2歳くらいだと、かわいいピックをさしてしまったり危ないこともあるので注意しましょう。
また、ミニトマトやうずらの卵、ぶどうなど、そのまま飲み込み窒息しやすいものは、半分に切るなどしていただけると助かります。
「お弁当おいしー♡」「先生見てみてー」と、嬉しそうな声が聞こえ、みんなモリモリ食べていました!
つぼみ・はなめ・みのり組さんは、天気が良かったので屋上で食べました。
とっても気持ち良かったです。
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手作り味噌でみそ汁づくり
12月につぼみ、はなめ、みのり組さんで作った味噌でおみそ汁を作りました。
最初に、でき上がった味噌の香りを嗅いでみました。自分たちが作ったお味噌の仕上がり具合に興味津々で、豊かなお豆の香りに「いいにおーい♪」という声が聞かれました。
そして、みそを順番に溶いていきます。盛り付けも自分たちで行いました。キャベツとにんじん、わかめの入った美味しいみそ汁の完成です!
みんな、たくさん食べて、おかわりもしていました。
味噌は沸騰させずに調理すると、栄養素を効率よく取り入れることができます。
味噌に含まれる酵素は熱に弱いので、火を止めた後に味噌を溶かしたり、気泡が出てきたらすぐに火を止めるようにしましょう。
味噌や麹などの発酵食品と芋類や海藻類、きのこなどを合わせて食べると、より腸内の環境を整えてくれます。
みそ汁の中に、じゃがいもやわかめ、こんにゃく、しめじやえのきなど、具沢山にして調理すれば、たくさんの栄養を効率よく取ることができますよ。
≪味噌レシピ≫
✰味噌焼きおにぎり✰
材 料
小さいおにぎり6個分
みそ 大さじ2
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ1
酒 大さじ1
作り方
1.調味料をすべて合わせる。
2.フライパンにクッキングシートを敷き、少量の油をなじませたら、おにぎりを焼く。
3.表面が色づいたらみそだれを塗り、さらに焼く。両面に焦げ目がついたらできあがり!
おやつのみそ焼きおにぎりも手作りみそで作りました!
🍚2月15日(月)~20日(土)の給食紹介🍚
●2月15日(月)
・七分づきご飯 ・ちくわの磯辺焼き ・ごぼうサラダ ・豚汁 ・りんご
●2月16日(火) 愛情弁当の日
ご協力ありがとうございました。
●2月17日(水)
・七分づきご飯 ・西京焼 ・三食なます ・白菜とえのきのすまし汁 ・みかん
●2月18日(木)
・七分づきご飯 ・ハンバーグ ・かぼちゃサラダ ・わかめスープ ・バナナ
●2月19日(金)
・食パン ・スペイン風オムレツ ・無限ピーマン ・トマトスープ ・キウイ ・牛乳
●2月20日(土)
・七分づきご飯 ・肉じゃが ・もやしの甘酢和え ・白菜のみそ汁 ・オレンジ
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